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Cynthia Street 2011年02月の伝言板

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「時代のサカイ目」第四回(11.2.24) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月25日(金)01時37分33秒
「時代のサカイ目」第四回(11.2.24)
『夕刊フジ』2011年2月25日号(24日発行)第19面
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「時代のサカイ目」第四回(11.2.24) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月24日(木)15時04分43秒
「時代のサカイ目」第四回(11.2.24)

『時代のサカイ目−酒井政利音楽プロデューサー50周年−』

第四回「濁流でもがく沢尻エリカに原点回帰のススメ」

 どの世界にも渦巻く濁流。溺れる者、泳ぎきる者、逃げようとする者…。それぞれの泳ぎ方を
見せる中で、今、沢尻エリカが濁流の中でもがいている。

 長く沈黙を守り、表舞台から遠ざかっていたと思えば、突然現れて離婚騒動に大粒の涙を
流したり、マスコミに無愛想で通していたはずが、銀座でマイクを向けられた突撃インタビュー
にフレンドリーな笑顔で饒舌に答えながら新橋まで歩いたり。

 世間では、とかく気分の落差の激しい女優だと評されているが、彼女の情緒不安定の根っこには、
ひたすらに想いを寄せる男性の存在があるのだと思う。

 あの涙を世間の大半は、まさに女優だとしか捉えていないように、あの場で涙を流すべきでは
なかった。あの涙は、意中の人の顔が浮かび、その人に何かを訴えたかったがための涙だったと
見る。

 これまで、女性アーティストをプロデュースしてきて、泣いたり怒ったり、喜んだり嘆いたり、
その振れ幅が大きくなればなるほど、好きな男性の影がちらつき、入り込む気持ちの度合いが
深くなっていた。

 が、沢尻が恋愛中かというと、おそらく彼女の思いは通じていないだろう。だからこその情緒
不安定。自己不一致。自分という現実と、己という願望がかみ合わないのだ。

 沢尻は同い年や年下の男性には関心は持たない。年上の男性に魅かれる。やや不良じみた大人
でいて、少年の心を持つチョイワル男。

 沢尻は騒々しい空白の中で、男性に優しさを求めているように見える。が、彼女が求める
やさしさは、本来のやさしさではない。心を案じそばに寄り添うやさしさではなく、目に
見える距離、手が触れる距離にいるということだけで成立するやさしさ。必要なときはいつも、
そばにいてほしいのだろう。

 ただ、後者には、無職であるとか社会性に欠ける、または周囲を気遣えないなど、何か
マイナス要素が目立っている。それでいて、仕事のできる男を見抜く力も沢尻は持っている。
だから、そういう男を見つけると近寄るが、残念ながらいつしか媚びに変わる。

 男と女のタイミングは難しい。男の優しさの解釈を間違ってしまった沢尻は、年齢的にも
男女関係の旬期を迎えていることも拍車をかけているようだ。

 離婚問題、“愛人”と自称するスペイン男性との関係、仕事のパートナー選びなど、問題
山積のお騒がせタレントになりつつある沢尻。

 海に深海魚が棲み、山に高山植物が咲き誇るように、棲むべき場にきちんと戻せば、見事に
生き返るのもまた女優。濁流で呑み込んでしまった泥は、仕事で吐き出すといい。

 事件的女優になると、話題性だけで使いたいとオファーする監督は多いが、間違っても
ギャランティや作品のストーリーに惑わされてはいけない。

 映画「パッチギ」で、場を与えてもらった井筒監督ともう一度原点回帰で組み、女優と
して叩かれるといい。逞しい程に成長した女優を見せてくれるだろう。

 『夕刊フジ』2011年2月25日号(24日発行)第19面(毎週木曜日連載)

『なんでも鑑定団』に輝信さん(11.2.22) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月21日(月)01時16分54秒
 2月22日放送の『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系、毎週火曜日 20:54〜21:54)
のゲストは、篠山輝信さんです。この番組では、ゲストのプロフィールが1分以上紹介
されるので、お宝もですが、プロフィール紹介が楽しみです。

http://www.tv-tokyo.co.jp/kantei/

シンシアデビュー40周年の17会行事 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月20日(日)10時02分56秒
 シンシアデビュー40周年の今年、ファンの集まりである17会(となかい)でも、
記念行事を予定しています。

 メールを会員の方に出したんですが、何人かの方は宛先不明でメールが戻ってきています。

 お心当たりの方はメールを頂けますか。今までこちらと連絡を取っていない方で、17会に
興味がある方もメールお待ちしています。

 トナカイ:Cynthia17s@aol.com

「時代のサカイ目」第三回(11.2.17) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月17日(木)23時50分41秒
「時代のサカイ目」第三回(11.2.17)
『夕刊フジ』2011年2月18日号(17日発行)第19面
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「時代のサカイ目」第三回(11.2.17) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月17日(木)19時10分7秒
「時代のサカイ目」第三回(11.2.17)

『時代のサカイ目−酒井政利音楽プロデューサー50周年−』

第三回「八百長は角界だけじゃない? たそがれの天地真理」

 角界の八百長疑惑で日本中が揺れている。八百屋の長兵衛に由来する、八百長。今では、
事前に示し合わせた通りに勝負をつけることを八百長と言う。いわゆるインチキ、なれあい
である。

 となると、角界に限らず、政界、一般社会、芸能界にもあることではないか。派閥を越えた
闇会合。互いが生き残るための談合、プロダクションとマスコミの申し合わせ…。

 1971年、“ソニーの白雪姫”のキャッチフレーズでデビューした天地真理。丸顔で
くりくり目玉に鼻がツンと上を向き、真っ白い歯。まさに万人が好む漫画ふうなアイドル顔
に、音大付属高校声楽科卒の、やや重いクラシック唱法のバランスが、深窓の令嬢を感じ
させた。

 人気ドラマ『時間ですよ』では、オーディションに落ちたものの森光子さんの目に留まり、
急遽、役を追加してレギュラーを射止め、一気にトップアイドルに。

 同時期に活躍した南沙織、小柳ルミ子と共に“三人娘”と呼ばれる。

 ディスカバーJAPAN路線で陸派の小柳、沖縄からやってきた際立つフレッシュさ
海派の南、雲の上からにっこり微笑んでいる空派の天地。陸海空の三原色トライアングルは、
互いを引き立てながら自分も輝き、芸能界を賑わせた。

 三人は性格も個性も三様で、しっかりした歌唱と芸を持つ小柳、不確かを嫌い意志を
主張する南、それに比べていつもにこにこして、アイドルの鑑と見られた天地。

 その印象が嫉妬を買ってしまったのだ。一気に湧いてきたスキャンダルの嵐。
年齢サバ読み疑惑、雄琴の風俗嬢だったという目撃者談、整形疑惑…。今なら
人権問題だが、当時、毎週毎週、執拗に週刊誌に天地バッシングが掲載された。

 芸能界には不条理の濁流はつきものだ。濁流の中にいて、口に入った泥を吐き出しながら
泳ぎきった人だけが生き残るのも芸能界。が、彼女は嫉妬に勝てな
かった。濁流で溺れてしまったのだ。心身共に弱り、薬の副作用で太ってしまい、小柳、
南とは大きく水をあけられるようになる。

 ある年の暮れ。小柳と南は紅白歌合戦に選ばれたが、天地だけ落選してしまう。そんな
とき彼女が、大晦日に児童施設に慰問に行きたいと言い出した。おそらく紅白を見たくない
のだと思い、施設に問い合わせたが、大晦日に慰問を受け入れているところはない。

 結局、私は天地を大晦日に食事に誘った。天地はよくも悪くも素直なのだ。言われたことを
きちんと実行する。

 あるとき、電話がかかってきた。今、デパートの屋上にいると言う。聞けば、待ち合わせを
したが2時間待っても相手が来ないので、どうしたらいいだろう、と。素直すぎてシャレに
ならないのだ。

 今、天地は下町で暮らしている。昨年、私の公演のゲストに来てもらったが、かなり
ふくよかになってはいたが、マイクを持つとすぐアイドルの顔に戻った。どうやら彼女は
アイドルというカプセルの中に入ったまま時を過ごしたようだ。

 今、彼女のステージは下町の通り。行き交う人たちが天地真理だと気付いたとき、
アイドル顔を向ける。

 40年の月日を経て、あのとき天地に吹いた嵐は何だったのかと思うことがある。
嫉妬から来る追い落とし、宣伝とのなれあい、不条理が横行する芸能界…。

 あれもまた、確かになれあいのにおいがした。

 『夕刊フジ』2011年2月18日号(17日発行)第19面(毎週木曜日連載)

酒井さんの音楽講座第13回受講記(11.2.12SAT) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月14日(月)01時00分13秒
 酒井政利のJポップの歩み アーティストクローズアップ編
 第13回 フォーリーブスPart2
 2011年2月12日(土)
 ゲスト:江木俊夫 おりも政夫 北公次

 酒井さんの音楽講座が、1年ぶりに開かれました。前回に続いて、ゲストはフォーリーブス
です。一昨年に青山 孝さんがお亡くなりになり、前回は二名、今回は三名全員が参加して
います。

 14時から始まり、約1時間後に休憩15分ほど取って後半になります。1時間10分ほどで
終わって、花束・プレゼント贈呈になり、16時29分頃のお開きになっています。

 当日は昨日から雪・雨になっていて、幸い雪はほとんど積もらずに小降りで一日終始しました。

 当日は、客席から見て次の並びで椅子に座っています。

 北公次・おりも政夫・江木俊夫・酒井政利

 悪天候にも関わらず、場内満席でした。今回は補助席にも20人以上座っています。男性は、
私と一緒に受講したTMさんと他は数人だけでした。場内は宝塚劇場状態でした。

 酒井プロデューサーは、開講の挨拶で、自身がプロデューサー人生50年と言っています。
三人が紹介されると、万雷の拍手で迎えられています。

 全く打ち合わせ無しのトークで、話は脱線に注ぐ脱線で、一分おきに場内爆笑でした。

 一部現在夕刊フジで連載中の酒井さんのエッセイの話が披露されます。アイドルの語源の話に
なり、フォーリーブスは男性アイドル第一号と言ってもいいと言っています。

 今回は、フォーリーブスのミュージカルナンバーを紹介していています。大部分はLP化
されているようですが、LPになっていない曲も紹介されていまう。

 今回のパンフレットには33曲がリストアップされていますが、十曲ほどはカットされています。

 「見上げてごらん夜の星を」もテーマ曲はカットで、「夜空の星」だけ演奏されています。
このミュージカルでは、おりもさんがシンシアの恋人役でした。曲の紹介で、「二人で歌った」
とか言っています。

 酒井さんが次のようなことを言います。「あなたたちが男性アイドル第一号なら、南沙織は
女性アイドル第一号なんです」

 この歌38年ぶりに聞きましたが、耳が覚えていました。感動しました。

 最後は「約束」を歌っています。この曲は三人はコンサートのようにステージで三人で
歌っています。客席ではペンライト(ケミカルライト)を振っている人もいました。

 最後に花束贈呈になります。毎回ですが、主催者側からゲストに花束が渡されます。今回も
17会として四人に花束を贈呈しました。フォーリーブスの三人の方には入り口近くの補助席に
座っていたグループの方にお願いしました。今回は花束を渡したのは17会だけでした。

 今回は、その後に少々驚く展開が。二日後が聖バレンタインデーなので、三人にチョコレートを
渡すファンの方がいました。これが遠慮しているのか、次から次に出てきて、5分くらいかかって、
全部で40人ほどの方がチョコレートらしいプレゼントをあげています。ほとんどの人が一人に
だけプレゼントしていま
す。

 すごく面白い講演でした。古賀音楽博物館のスタッフの方、酒井プロデューサー、
フォーリーブスの皆さん、お疲れ様でした。

酒井さんの音楽講座第13回(11.2.12SAT) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月14日(月)00時22分8秒
 酒井政利のJポップの歩み アーティストクローズアップ編
 第13回 フォーリーブスPart2
 ゲスト:江木俊夫 おりも政夫 北公次

 パンフレットです。
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酒井さんの音楽講座第13回(11.2.12SAT)2 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月14日(月)00時11分28秒
 酒井政利のJポップの歩み アーティストクローズアップ編
 第13回 フォーリーブスPart2
 ゲスト:江木俊夫 おりも政夫 北公次

 会場のけやきホールの入り口には、フォーリーブスのレコードが展示されていました。そこに贈った花束を置いて写真を撮ってみました。
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酒井さんの音楽講座第13回(11.2.12SAT)3 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月14日(月)00時06分15秒
 酒井政利のJポップの歩み アーティストクローズアップ編
 第13回 フォーリーブスPart2
 ゲスト:江木俊夫 おりも政夫 北公次

 今回用意した花束です。入り口に展示されていた「見上げてごらん夜の星を」のLPの隣に
花束を置いてみました。

 花束にメッセージカードを差し込みました。キンドーさんが作ってくれました。シンシア
ファンとして花束を渡せて嬉しかったです。
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酒井さんの音楽講座第12回(10.1.31SUN) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月13日(日)23時53分38秒
 酒井政利のJポップの歩み アーティストクローズアップ編
 第12回 フォーリーブス
 ゲスト:江木俊夫 北公次

 去年の酒井さんの音楽講座、投稿していませんでした。すいません。第12回は
2010年1月31日(日)14時から開かれました。

 ゲストは、フォーリーブスの皆さんでした。江木俊夫さんと北公次さんが出席しています。

 今回は、シングル盤を中心に発売順に演奏していきました。場内は満席でした。お二人の
トークは爆笑でした。

 「見上げてごらん夜の星を」が紹介され、江木さんが「南沙織ちゃんと一緒にお芝居
しました」とか言っています。

 当初、ゲストは一人だけとの話で、当日になって二人と分かりました。17会として
花束を二つ用意していて、慌てて近くの花屋さんで花束をもう一つ用意しました。

 近くの方に頼んでフォーリーブスの方には渡してもらい、私が酒井さんに花束を渡しました。
私達以外にもう一組の方がフォーリーブスのお二人に花束を渡しています。

 下のブログに当日の様子が書かれています。

 今日の昆布:http://ameblo.jp/kombu777/page-65.html
 smilecyaさんのブログ:http://ameblo.jp/smilecya/entry-10447415125.html
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 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月13日(日)20時55分6秒
 千葉テレビだけで毎週木曜日に再放送中のドラマが、『おれは男だ!』です。いよいよ
佳境で、全43回中、第37回が先日放送されました。

 タイトルが「明けまして頑張らなくっちゃア!」、本放送日は1972年1月2日(日)
でした。この回では、森田健作一行が富士急ハイランドに合宿に行く話です。

 劇の中でも1972年新年になり、ホテルの中のクラブでは、シンシアが歌手として歌います。

「皆様、新年あけましておめでとうございます。1972年が今、明けました。
♪潮風に吹かれると思い出す、あなたのこと〜♪」

 この場面を見たくて、千葉まで行きました。私の家でも映るのですが、かなり砂嵐なので。
船橋市のホテルに行きました。19時から放送開始、19時25分にシンシア登場です。鮮明な
画面のシンシアに見とれました。美しいシンシアを見れてとっても幸せでした。千葉まで行った
甲斐がありました。

 この番組の挿入歌を紹介してくれるHPを見つけました。

 「おれは男だ」の挿入歌:http://homepage2.nifty.com/ysotake/page038.html
 チバテレ:http://www.chiba-tv.com/
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「時代のサカイ目」第二回(11.2.10) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月12日(土)22時09分12秒
「時代のサカイ目」第二回(11.2.10)
『夕刊フジ』2011年2月11日号(10日発行)第19面
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「時代のサカイ目」第二回(11.2.10) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月11日(金)00時48分42秒
「時代のサカイ目」第二回(11.2.10)

『時代のサカイ目−酒井政利音楽プロデューサー50周年−』

第二回「妖しい魅力のカルメン・マキと沢尻エリカ」

 1967年に始まり、今なお続いているニッポン放送の『オールナイトニッポン』。
1969年から94年まで続いた文化放送の『セイ!ヤング』。60年代後半から70年代の
深夜放送全盛時代、代名詞となっていた二つの番組のパーソナリティーたちが、コラボで
武道館ライブを開いた。

 一日目が谷村新司と泉谷しげる、宇崎竜童。二日目は南こうせつとさだまさし、坂崎幸之助に
ゲストが斉藤安弘、吉田照美。

 その時代の深夜放送はハガキがパーソナリティーと視聴者を繋いでいた深夜の解放区。今の
ツイッターやSNS、ブログのような役割だった。

 今、ツイッターやSNS、ブログからあっという間に情報が拡散され、流行が生まれるように、
オールナイトニッポンがきっかけとなって生まれたミリオンヒットの第一号がカルメン・マキの
「時には母のない子のように」。CBS・ソニーの第一号ミリオンでもある。

 それまで芸能活動を認めていない私立女子高校に通っていたカルメン・マキは、寺山修司が
主催する演劇実験室『天井桟敷』の公演を見て、『奇優怪優巨人美少女奇才天才英雄家出少年
来たれ』という新人募集告知に魅かれ、学校を中退して応募した。

 アメリカ人の父と日本人の母を持つハーフの彼女をひと目見て、審査員だった寺山の妻である
元女優の九条映子が「女優をやめてよかった。この子には負ける」と言ったくらい、存在感を
放っていた。

 また寺山は、「(劇団員を)ボーイハントに来たんじゃないだろうね」とその妖しい魅力を
見抜いていた。

 その頃、私は寺山フリークに入っていた。プロデューサーとして、アイドルだけを手がけて
いると息が詰まって来る。

 発情的要素をまぶした旬を売る職業のアイドルは、まだ十代という年齢もあり、表現できる
世界が狭い。そんなときに出会った寺山と仕事をしたいと思うようになり、「時には母のない
子のように」を世に送り出した。

 発売前に亀渕アンコーの『オールナイトニッポン』で流したら、問い合わせ殺到。リスナーの
受験生の心を癒やしたようだった。それがきっかけで有線に火が付き、三ヶ月でミリオンセラー
となる。黒いロングヘア、裸足で歌うスタイルで独特のオーラを発散。

 そのとき実は既に劇団員と恋愛中で、奇しくもオーディションのときに寺山が言った通りに
なっていた。

 特に女性の歌手・役者は、恋をすると情緒不安定に陥りやすく、涙ぐむことも多い。彼女も
また然り。彼女は取材攻めに合い、忙しさに不満が募り、ただでさえ笑わないのが、常に不機嫌を
感じさせるようになった。

 あるとき、インタビューの瞬間、ふっと笑顔を見せた。カメラマンがシャッターを押そうと
したとき、マネージャーが制した。「撮らないで! 笑顔は見せるな、歯は見せるなと寺山に
きつく言われているので」

 まだハーフの存在が今のようにかっこよさや憧れの対象となる時代ではなかったこともあって、
いくつもの憂鬱を抱えて生きてきた経験が、あの不機嫌を作っていたのも確かだ。

 その後、劇団を飛び出し、ロック歌手となり、カルメン・マキ&OZを結成。サラリーマンと
結婚後、出産を機に引退したが、離婚後復帰している。

 最近、カルメン・マキをさらに粗くしたような不機嫌を見つけた。沢尻エリカ。不機嫌かと
思ったら突然泣き出す。それも大粒の涙。どうやら、次なる恋の影が見え始めて来た。

 『夕刊フジ』2011年2月11日号(10日発行)第19面(毎週木曜日連載)

「時代のサカイ目」第一回(11.2.3) 投稿者:トナカイ 投稿日:2011年02月07日(月)10時42分45秒
『時代のサカイ目−酒井政利音楽プロデューサー50周年−』

 第一回「フォーリーブスからAKB48へ」

 時間は全てを証明していく。あのとき、あの場所、あの顔、あの言葉、あの出来事…。
その真偽が時間とともに、すかし映(え)のようにあぶり出されてくる。

 1968年、CBS・ソニーが発足した当時、巷では辺見マリ、奥村チヨ、ちあきなおみ
とオイロケ路線がヒットの中心。CBS・ソニーは洋楽が主軸。そこで邦楽を強化するために
中高生に人気が出るタレントを発掘し、十代をターゲットにしたアイドル路線を確立しよう
とした。

 もっとも当時、アイドルという言葉はない。“アイドル”の第一号は1940年代にアメリカ
で使われ始めたフランク・シナトラ。邦訳のキャッチは『女学生の友』。日本では『歌う青春
スター』、『歌う映画スター』と呼ばれていた。

 そんな時、十代に人気の週刊誌『セブンティーン』のグラビアに、4人組の少年たち
フォーリーブスが掲載されていた。「この子たちだ!」とすぐさま所属のジャニーズ事務所と
連絡を取り、スタジオで坂本九の歌を聞かせてもらうと、合格点。

 デビューすると瞬く間に少女たちを魅了した。が、アイドルというポジションはまだない。
“ジャリタレが歌って踊っている”程度にしか思われなかった。

 歌謡曲が王道の時代、どんなに歌がヒットしても、人気が出ても認められないことで、
フォーリーブスもジャニーズ事務所も辛酸をなめていた。今でこそ、ジャニーズ番と呼ばれる
担当者が各マスコミにはいるが、その頃は人気とは別に、鼻にも掛けられていなかったのだ。

 しかしこの経験をバネに、ジャニーズ王国を、追随を許さない男宝塚に育てた姉弟メリー
喜多川、ジャニー喜多川の功績は大きい。

 メリー氏の目は常にファンの方に向いていた。コンサートチケットを少しでも安く提供できる
ように奔走し、ファンが喜ぶからと衣装も手作りふうに。白い衣装の袖口に銀紙をテープの
ように貼っていたのが懐かしい。

 先日、芸能生活55周年になるフォーリーブスの江木俊夫に会った。「芸名の産みの親は
近江俊郎、同期は島倉千代子、育ての親はメリー喜多川」と言って笑っていた。

 フォーリーブスが少女たちを熱狂させたのは、好みのタイプを選べるというグループの強みに
よる。

 最近の音楽シーンもAKB48だ、少女時代だ、KARAだなどと人気グループが賑わって
いる。例えば、大輪の花が一輪咲いているわけではない。48輪のツツジが束になって、
華やかな満開のツツジ現象を見せている。

 もしくは、森。グループという名の森を作るのは、ひとりひとりの一本の木。葉が少ない
木でも枝ぶりがいいわけでもない木でも、多くの木々が重なると緑が濃くなる。

 見る側も、これだけいれば好みの多様化にも十分満足させられる。加えて、ファンの人気
度合いによって中心メンバーが決まるということで、選んだ後の応援のしがいが付加価値に
なっている。

 組織も同じだ。会社は森。社員ひとりひとりは一本の木。寄り添う木も枯れた木もあるが、
森として成立する。ただ、会社を去るときには、葉を生い茂らせた枝ぶりのいい木で終わり
たい。いつか、後に木の成り立ちが証明される時がくるはずである。

−酒井政利(さかい・まさとし)−
 和歌山県生まれ。立教大学卒業後、日本コロムビアを経てCBS・ソニーレコード(現、
ソニー・ミュージックエンタテインメント)へ。プロデューサー生活50年で、ジャニーズ系・
南沙織・郷ひろみ・山口百恵・キャンディーズ・矢沢永吉ら300人余をプロデュースし、
売上累計約3,500億円。「愛と死をみつめて」、「魅せられて」で二度の日本レコード大賞を
受賞した。2005年度、音楽業界初の文化庁長官表彰受賞。

 『夕刊フジ』2011年2月4日号(3日発行)第19面(毎週木曜日連載)

『夕刊フジ』に酒井プロデューサーのエッセイ新連載(11.2.3) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月04日(金)01時18分31秒
 今日の『夕刊フジ』から酒井プロデューサーのエッセイが連載開始になりました。

 “時代のサカイ目−酒井政利音楽プロデューサー50周年−”というタイトルです。

 第一回が、2011年2月4日(3日発行)号第19面に載っています。

 第一回は、“フォーリーブスからAKB48へ”です。
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日本マイクロソフトの広告(日経朝刊 11.2.1) 投稿者:トナカイ  投稿日:2011年02月02日(水)00時58分15秒
 2月1日(火)の日本経済新聞朝刊の20・21面は全面広告です。ちょうど新聞の
真ん中で、見開きになっています。マイクロソフトが社名を変更した広告です。六本木・
広尾界隈の空中写真をベースにした広告です。

 広告の右下部分は、広尾方面です。三角形に見える野球のグランドがあります。ここで
2003年7月7日の読売新聞のフジフイルムの写真が撮られています。写真の右側の
切れている先に有栖川公園があり、地下鉄広尾駅があります。

 この広告、シンシアの家も写っています。と言っても影みたいな部分になり直接は
見えませんが、場所は特定出来ます。

 写真3枚目のマイクロソフトのHPのトップページの写真は、新聞より下の部分が
カットされています。カット部分に家はあります。

 マイクロソフト:http://www.microsoft.com/ja/jp/default.aspx
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